『メン・イン・ブラック』『幸せの力』など、数多くの映画で主演を務めてきたウィル・スミス。
だが、最近は映画よりも、アカデミー賞で「ビンタした人」という印象の方が強くなっているのではなかろうか?
【写真】プレゼンターをビンタするウィル・スミス:中日スポーツ・東京中日スポーツ
ウィルの奥さんジェイダは病気の影響で頭をそっている。
そんなジェイダに対してクリス・ロックは「GIジェーン2に登場するのが楽しみだ!」(丸刈りの女性兵士が出てくる戦争映画)という悪質なジョーク(いや、これ普通に嫌がらせじゃね?)をかまし、怒ったウィルがクリスを公の場で大ビンタ。
日本では「ウイルの行動は筋が通っていた」という意見が多く見られたものの、騒動の起こったアメリカでは「手を出したウィルが100%悪い」という意見が大多数なんだとか。
(あんなに戦争を起こす国なのに、ビンタには厳しいってどういうこと)
殴ったらバッシングを受けるのは承知の上で、妻を侮辱されたことが許せず行動を起こしたウィル、相当な愛妻家なのだろうと思っていたが、調べてみると全然そんなことなったので、今回はそれをまとめてみました!
【2021年からのオープンマレッジ】
オープンマレッジとは、パートナー以外との性的な関係を、互いに許容する結婚形態のこと。
オープンマリッジとは何?どんな夫婦関係なのか? – LOCARI(ロカリ)
1997年から25年以上結婚生活を続けているウィル&ジェイダ夫妻だが、2021年からこのオープンマレッジを公表している模様。
どういうものか説明されても中々呑み込めないのだが、一旦そういう夫婦関係はあるものとしておいておいて、なぜわざわざそれを公表するに至ったのだろうか。
仲良し家族のイメージが強かっただけに、いくら多様性の時代といえどこうした発表はイメージダウンにつながりそうなのに、、
【不倫をあっさり認める】
実は、幾度も離婚の危機にあったこの夫婦。
お互いの不倫報道が出たことをきっかけに、「実は前から認知してまーす」みたいな形で認めた、というのがオープンマレッジ公表のいきさつ。
【ウィルがジェイダにガチ惚れしてた】
元々ウィルはジェイダと結婚する前にも一度結婚しており、子供もいたのだが、
既婚者時代にジェイダと出会い、前妻との離婚を経てジェイダと再婚している。
とはいえジェイダが略奪婚をしたというより、ウィルが心底惚れていて結婚した模様。
ウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミスがジャッキー・チェンと共演!『ベスト・キッド』8月14日に公開決定|シネマトゥデイ
『ベスト・キッド』、『幸せの力』に出ていたジェイデン・スミスは、ジェイダとの間の息子。
あくまで噂なのですが、Blackpinkのメンバーの一人、roseと関係があったとの話も、、
roseの toxic till the endはジェイデンとの思い出を歌詞にしたものではないかといわれています。
ROSÉ – toxic till the end (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
ジェイデン、ピンク坊主時代があり、PVに出ている男性が似ている事、元々相互フォローだったジェイデンとroseのインスタが相互ではなくなっていたことなどが噂の理由のよう。
HAPPY 21st BIRTHDAY to WILLOW SMITH!! 10/31/21 Born Willow Camille …
ジェイダとウィルの間のもう一人の子供ウィロー・スミスは、現在歌手として活動中。
筆者は元々ウィルの娘としてではなく、超オーラがある歌うま美人歌手としてウィローを認知していたため、「お父さんがウィル・スミス」と知った時の衝撃は半端なかったです。
ライブ動画↓
Willow wait a minute live at coachella 2023 willow smith live willow smith coachella willow live
【ちょっと冷めてるジェイダ】
母親が10代で若くしてジェイダを出産しており、結婚生活が続かなかったり、ヘロイン中毒になったりで、荒れた環境の中で生活していた。
彼女自身、14歳で薬物の売人になったりと、苦労人であったよう。
端正なルックスで女優としてのキャリアをどんどん積み、ウィルからもガチぼれされていたが、結婚には全く乗り気ではなかったようだ。
何年も続く男女の関係や、安定、家族というものを信じていなかったため、憧れも持っておらず、ウィルとの結婚も全く考えていなかった彼女。
一方、ウィルは結婚・家庭・子供に強いこだわりを持っており、なんとしてでもジェイダとの結婚生活をスタートさせたかった。(理由は歴史上成功している男性は皆妻子を持っていたから、らしい)
妊娠を機に二人は結婚することになるのだが、結婚式すらあげたくないジェイダに対して、ウィルは豪華な結婚式を強要。
一見いい事のように見えるが、結婚や家族への憧れがない人にとっては、結婚式は不自由な生活への入り口のように思えてしまうので、(少なくとも私は)
その意味不明儀式に大勢の知り合いが招かれて、自分がなりたくもなかった妻/母になりますという宣言をしなくてはならないのは相当苦痛。
逆に、男の人からすればその儀式をすることで所有欲を誇示したいのかもしれないけれど。
この意識の違いは結婚式だけでなく、誕生日会などのお祝い事や、住居の購入でも頻繁に起こっていたそう。
「みんなに見てほしい!」「祝ってほしい!」という気持ちも健全だけど、「別にみせたくない」という気持ちもそりゃああって当然。
こうしたことの積み重ねが、二人の関係の溝を深めていったのだ。
【2016年からずっと別居していた】
問題のあったアカデミー賞に、ジェイダはウィルの妻として式典に出席しているものの、「ずっと妻という立場から離れていたのに、あの日ウィルが”俺の妻を侮辱するな”という怒り方をするなんて思わなかった」と彼女は驚きを露わにした。
だが、あの騒動を経て、「ウィルは人生のパートナーとして必要だ」という意識が芽生えたそう。
【まとめ】
仲良し家族ゆえにビンタ騒動になったと思いきや、実際は距離をとって生活していたスミス一家。
一般人とは比べ物にならないほど”他人からどう思われるか”を考えないといけない人たちなので、真相は一生分からないだろうが、見えてることがすべてじゃないってことですね、、、